楽しさの形が変わる時

2025-09-16

サッカーを始めたばかりの子どもにとって、一番の魅力は「楽しさ」です。

体を動かすことそのものの喜び。

できなかったことが少しずつできるようになる達成感。

そして、コーチと良い関係を築きながら一緒にボールを追いかける時間。

この写真のように、コーチと並んでドリブルをするだけでも、子どもは夢中になり、サッカーが楽しいと感じてくれます。

やがて時間が経つにつれ、その「楽しさ」は少しずつ形を変えていきます。

試合で勝つ喜びや、厳しい練習を乗り越えたときに得られる充実感。

「ここを乗り越えれば、もっと強くなれる」「もっと上手くなれる」という前向きな気持ちが、次の成長を後押しします。

その変化は自然に訪れるものですが、子どもによってタイミングは違います。

私たちコーチの役割は、そのグラデーションをしっかりと見極めること。
まだ「楽しい」が中心の時期には一緒に笑い合い、成長の階段を登る準備ができたときには、次の挑戦に導いていきます。

________________________________

「楽しさ」は子どものサッカー人生の原動力です。
だからこそ、その楽しさの色合いが変化していく過程を大切にしながら、私たちは日々のレッスンを積み重ねています。

今日の一歩が、未来の大きな挑戦につながる。
そんな思いを胸に、子どもたちと向き合っています。